書籍レビュー「ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。」haru著
「ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。」haru著
2020年8月中旬に読了しました。
ネット記事でこの本の紹介を見かけたのが、読みたいと思ったきっかけです。
話は変わりますが2年ほど前、”言葉”について興味を持っていたころ、「cotonoha」というアプリの存在を知りました。
インストールこそしませんでしたが、まさかそのアプリの制作者であるharuさんについて、数年越しに本書で知ることになるとは…。自分はつくづく、興味のある分野やコンテンツに出会う運に恵まれているなと実感しました。
さて、本書を読んだ感想を端的にあらわすとざっくりとこんな感じです。
・読みやすい
・解離性同一性障害(多重人格)のイメージが変わる
・haruさんとは
上記3つをテーマとして、さくっと感想を書いていこうと思います。
そこでひとつお伝えしたいのが、わたしは専門的な知識はありません。誤った言葉を使ってしまう可能性もありますが、ご理解いただければと思います。
また、それにより読んでくれた方を傷つけてしまう場合があるかもしれませんが、故意に行っていることではありません。ご指摘いただければ修正いたしますので、コメント欄へご意見をお寄せください。
あくまで本を読んだ感想ですので、あしからず…m(__)m
◇読みやすい
これはもうそのままですね。解離性同一性障害の専門書ではなく、あくまでharuさん(正確にはharuさんとともにいる別人格のみなさん)のエッセイです。
異なる人格を持つ人が、どうやって普段の生活を送っているのか。また、主人格いがいの交代人格は、なにを思い、自分たちについてどう考えているのか。そんな内容について書かれています。なかなか興味深いことが書かれていますが、専門的な言葉はないので楽しく読めます。
本書のほとんどが交代人格である洋祐さんが書かれているのですが、ほかの人格の方もエッセイを書いてくれています。書いた人格がだれなのか、ページ下部にキャラクターアイコンで表示してくれいているので、それぞれの人格に愛着を持って読めますよ(^^)
◇ 解離性同一性障害(多重人格)のイメージが変わる
もともと多重人格には興味があって、当事者の方のインタビューなど聞きかじっていました。
昔Youtubeで見た映像で強烈に残っているものがあって、複数の交代人格を主人格に統合するというものです。その映像では、人格統合をするために、交代人格が生まれたきっかけとなったトラウマを本人に克服させるというものでした。それがとても恐ろしくですね笑
その方は子供のころに虐待を受けており、その時の体験を思い出させるというのでしょうか、退行睡眠とでもいうのでしょうか、、、当時体験した恐怖や痛みだけを今もう一度うけるという内容でした。その映像がとても強烈に残っていたので、交代人格同士は殺伐としているのかなという漠然とした想像がありました。
ですが本書を読んでみると、haruさん以外の12人の交代人格は、haruさんを一番大切に思っていました。このあたりはぜひ本書を読んで頂きたいのですが、haruさん自身が生きることに無頓着らしく、交代人格が力を合わせて日常生活を送れるようにしたりしています。
すぐ死ぬことを考えてしまうharuさんを生かそうとしているんですね。
本書で一番印象的だったのが「みんなで力を合わせて、毎日を生き抜いている」という言葉です。そして、それぞれがやりたいことがあるれっきとした人格があるので、交代人格である自分が消えてしまう恐怖もあるようです。ですが、それがharuさんのためになるならそれを望むと書かれていました。
わたしが持っていた殺伐とした多重人格のイメージをがらりと覆すようなことが書かれていて、あらためて”解離性同一障害とは”と興味を持てる内容になっています。
交代人格の12人は、haruさんを守る家族のようでした。
◇haruさんとは
読み終わった直後に思ったのがこの感想です。というのも、本書のほとんどは交代人格の数人で書かれており、主人格であるharuさんの言葉はほんの少しでした。
haruさんの頭の中にはたえず交代人格の会話は聞こえてきているようなのですが、自ら交代人格に語り掛けたのは「あなたは誰?」とといかけた一度のみとのことです。haruさんは生に執着がないので、記憶もどんどん失っているようです。
どんな状況で何を思うのか…どんな言葉でも単語でもいいので、ぜひharuさんの率直な気持ちを聞いてみたいと思いました。
長くなってしまいましたね笑
面白い本とは読み終わった後でもたくさん考えさせられます。
私のように多重人格に興味があるという方には、とても読みやすい1冊です。また、本書では日常的なことをメインに取り上げています。もっと深刻な過去ももちろんあったそうなのですが、その辺りは省いているというのも読みやすい理由の一つかもしれません(^^)
この本を読んで、もっと医学的な面から解離性同一性障害を知りたいと思いました。また関連する本を読んだら感想を書きに来ます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
今日はこのへんで~(^^)
読書記録「ぼくらがアニメを見る理由」藤津亮太著
私は学生の頃、漫画や本、映画など、見終わった後の感想をレポートにするのが好きでした。そしてもともと論文を読み書きするのが好きだったので、感想だけはなく、考察するのも好きでした。というかもっぱらそれがメインだったかもしれません。
例えば、この演出によって観客にどういった感情を与えるのかとか、自分なりに考えてるうちに、ほかの作品と比較しだしたり…といったように、単なる感想文の域を超えきてしまっていました(笑)
そのため、形にするまでにとても労力を使っていました。…ただの自分用の感想レポなのにね(笑)妹には、普通はそんなことしないよ と呆れられています。
今回読んだ本は、そんな私が勇気をもらうというか、読まずにはいられない本でした。
これね、ただのアニメ紹介本ではないんです。ご覧ください、この厚みを!
読み応えたっぷりありそうじゃないですか~?
というのも「ぼくらがアニメを見る理由」の著者、藤津さんは、アニメ情報WEBサイト「アニメ!アニメ!」で「アニメの門V」を連載されているアニメ評論家です。
余談ですが私も学生の時はWEBサイト「アニメ!アニメ!」が大好きでした。
「アニメ!アニメ!」では、作品やキャラクターだけを取り上げるのではなく、制作会社や企業のアニメーション参入など、アニメ業界のあらゆるニュースを取り上げてくれています。
アニメーションを研究対象としている学生さんやこじらせオタクさんたちにはおススメなサイトですよ!…あ、そのような皆さんはきっともうご存じですね(^^;)
私もライフスタイルを見直して、ゆっくり「アニメ!アニメ!」の記事をまた読みたいものです。
ではさっそく本のご紹介です。
- 「ぼくらがアニメを見る理由」装丁について表紙をめくった、見返し部分です。
- 「ぼくらがアニメを見る理由」内容について
- 「ぼくらがアニメを見る理由」収録作品ついて
- 「ぼくらがアニメを見る理由」おススメポイント!①
- 「ぼくらがアニメを見る理由」おススメポイント!②
- 「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!①
- 「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!②
- 「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!②
- まとめ
- おまけ
「ぼくらがアニメを見る理由」装丁について
表紙をめくった、見返し部分です。
どうですか。題名である「ぼくらがアニメを見る理由」の藤津さん的な答えがここに書いてあるんです!そしてこの答えこそ、わたしが論文並みの感想文を書きたくなる理由だったのです!!
もう手に取って買って読むしかありませんよね(笑)
「ぼくらがアニメを見る理由」内容について
「いや、アニメは見るけど、評論ってまではちょっと…」
「見るのが好きだから、制作方法とか言われてもわかんない」
ですよね。今やアニメーションは”オタク文化”ではなく”大衆芸術”として広く親しまれてます。撮影技法とかシナリオのカタルシスがとか言われたって、ほとんどの方は眠たくなってしまいますよね。
でも大丈夫です。この本は著者の藤井さんが過去にWEBサイト「アニメ!アニメ!」で連載してきたコラムを中心に収録されています。しかも作品ごとに取り上げているので、好きな、あるいは知っているアニメのトピックスを選んで読むことができます。
実際、わたしも知らない作品は読み飛ばしました。なぜかというと、その作品を知っている人が楽しめる書き方をしてくれているからです。ざっくり言うと、作品のうんちくや解説はないんです。
取り上げる作品を読者がすでに知っていることを前提としたうえで、作品のすばらしさや、アニメ業界に与えた影響力などを語ってくれています。言い換えれば、この本に自分の好きな作品が掲載されていれば、めちゃくちゃ楽しめます(笑)
「うお~このアニメ面白い!!」て感じた自分に、どうして面白いと感じたのかの答えを教えてくれます。
アニメを見て楽しんで、そしてこの本を読んで面白さの回答例を教えてもらえます。そう、2度、好きなアニメを楽しめるのです!!!!
逆に、詳しい作品解説が少ないので、知らないアニメの評論については、そこまで楽しめないかもしれませんね。
「ぼくらがアニメを見る理由」収録作品ついて
さて、この本では2010年代のアニメーション作品を中心に取り上げています。
見にくいかもしれませんが、裏表紙に取り上げている作品の一部が表記されているので写真を掲載しますね。
・スタジオジブリ
・新海誠
などのブランドアニメーション作品から、
などのファン心をくすぐる作品まで…!
さらに、
「鉄コン筋クリート」や
「花とアリス殺人事件」
「アルドノア・ゼロ」など、
革新的なアニメーション作品も紹介されています。
きっと知っている作品がひとつは取り上げられているはずですよ!
アニメーションを研究対象としていない方でも、読みやすい評論本となっております。…WEB連載からの収録が中心なので、各作品5ページほどでまとめられていますしね。
たくさん語ってしまいましたが、このあたりで「これから読む!読んでみたい!」て方向けに、ポイントをざっくりまとめてみました♪
「ぼくらがアニメを見る理由」おススメポイント!①
サクッと読める
各作品(各章)が5~10ページほどでまとまっているので、気になるトピックからささっと読めますよ。移動時間に読むのもおススメ♪
「ぼくらがアニメを見る理由」おススメポイント!②
難しい専門用語が少ない
アニメーション業界の専門用語はほとんど出てきません。出たとしても、私たちのわかる言葉で解説をしてくれています。うんちくをダラダラ語る内容ではないので、純粋に「アニメを見るのが好き!」という方も十分楽しめます(^^)
「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!①
各章のページ数が少ない
私のようなこじらせたオタクには各作品が5~10ページの評論では物足りませんでした…(´;ω;`)ウゥゥ
スタジオジブリや新海誠監督の記事は、読みごたえがあったんですけど、他のももっとじっくり読みたかったな…。また、作品ごとではなくて、もっと大きなテーマで語ってほしいなと思いました。
「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!②
本文の文字フォントがゴシック体
これは合う合わないがあると思いますが、、、、どうして本編文字がゴシック体なんですか(´;ω;`)ウゥゥ じっくり読ませるタイプの書籍には明朝体でしょうよ!
実は読み終わるのに時間がかかったいちばんの理由が文字フォントの件でして…。ゴシック体じゃ頭にすっと入ってこないのよ…これはWEBサイト「アニメ!アニメ!」からの収録にこだわった結果なのでしょうか…。
「ぼくらがアニメを見る理由」ここが物足りない!②
誤字脱字が多すぎる
これはいくらWEBサイトからの収録と言っても、やっぱり本になるのですからね。校正担当の方にはもう少し気を付けて頂きたかったなと思います~。
まとめ
さて!長くなってしまいましたが、まとめるとこんな感じでした~。
アニメーションを純粋に楽しんでる方は、もう一歩進んだ楽しみ方ができるきっかけになる1冊かと思います!
そして、アニメーションを研究対象として見ているぞ!というオタクたちには、やや物足りない内容かもしれませんね。
とはいえ、日本で放映されるアニメーションの様々なジャンルを網羅して評論してくれているので、一読の価値ありの本ではないかと思います!
ご興味あったら皆さんもぜひ~(^^)
そして やっぱり…と納得してしまうんですが、著者の藤津亮太さん、現在私の母校で非常勤講師をされているようです(笑)
だよな~アニメーション評論家なんていう、聞きなれない肩書きだもんな~(母校では全然普通)この妙な納得感も、手に取った理由のひとつです(笑)
それでは このへんで~(^^)
おまけ
物足りなかったから次はこれらを制覇します(笑)
読了までどれくらいかかるかな~~(^^;)楽しみだあ~♪
読んだらまた感想載せますね~(^^)
ここまで見て頂き、ありがとうございました☆彡;+。*
【お絵描き】息抜きにラクガキしました
こんばんは!naoです!
昨日はお絵描きしていました~(´ω`*)
「食休みのらくがきだから、白黒でいいか…」と思ってたのに気づいたらカラーになってました(笑)せっかくなのでブログに載せさせてください~(^^;)
とっても浮かれてる青年?のイラストができました~w
白黒で仕上げるつもりだったの線画ガサガサだ~w色のセンスがないので背景色とっても迷いました(^^;)ざくざく塗ったけど、いつもよりアナログっぽい色使いになってる気がして楽しかったです☆彡;+*
おまけで白黒線画も載せときますね…せっかく白黒で完成予定だったので…お見苦しいですが(^^;)
途中経過も撮ってたので載せますね…汚くて申し訳ないです…
明日は金曜日ですね。お仕事されてる方は待ちに待った花金!あともうちょっとだけがんばったら楽しい週末ですよ~♪私の絵を見て、週末の疲れが少し軽くなったとしたら…とてもうれしいです(^^)まだまだだけで、いつかそう思ってくれる人がいてくれたらうれしいなあ…☆彡+:*
…ていう長い独り言でした(笑)
このブログはお絵描き大好きな主が更新してます!定期的にイラストも載せますので、同じお絵描きユーザーさんがいらっしゃいましたらぜひよしなに~(^^)
それでは今日はこの辺で~~
▼使ったもの
・メディバンペイント
・ipad pro
【ヲタ活】推しを食べる!ダンキラ!!!アゲハ様の誕生日ケーキを注文してみた!
ダンキラ,紅アゲハ,生誕祭2020,紅アゲハ誕生祭2020,プリロール,ヲタ活,グッズ,オタ活
おはようございます!
今週もヲタ活をしています。naoです!
先日、10月9日は大好きなアプリゲー『ダンキラ!!!』の紅アゲハ様の誕生日でした!
せっかくなのでお祝いしたいなと思い、、、
推しのバースデーケーキを頼んでしまいました~
ということで、とっても美味しくてし推しが映えるケーキについてお話させてください~
▼実際のケーキ+お祝いのぬいたち
ホイップがゴージャス~☆彡小さいピンクのハートも可愛い♪
ケーキ中央のプリント部分も食紅なので、ちゃんと食べられます♪
私の写真センスが底辺なせいで映りが悪いですが…
すごくないですか、この再現度!
▼実際のアゲハ様
「こういうのって結局パーティー商品でしょ」
「味はどうなの?」
て思う方、気持ちわかります。
私も味には期待してませんでした…が!実際このケーキを食べるとおいしかったんです!!!!驚き~~~!!!
味も選べまして、クリームはチョコor生クリーム、中身は桃orストロベリーから選べます(^^)スポンジはしっとりめでした♪
おススメは生クリーム×ストロベリーの組み合わせです!定番ですが、こっくりな甘いクリームとちょっと酸味のあるストロベリーがサイコーです♪生クリームもそこまで甘くないので、ホールケーキでも全然大丈夫です!
生クリームの白さが、キャラクタープリントを引き立てていいな~と思いますが、チョコのややアンティークな色味が合うキャラクターもいるかもしれませんね♪今はやりのツイステとかはチョコのほうが合うのかな???
それに嬉しいことに、このケーキは賞味期限1週間ほど持つそうです!
一人暮らしで一度に食べられない…なんて方も、毎日小分けにして食べられますよ(^▽^)/
そして少し前にこちらの商品もラインナップに仲間入りしました!
大人気『鬼滅の刃』のケーキですね!
プリケーキ(冨岡義勇)[鬼滅の刃]
私は鬼滅の刃にははまっていないのですが、きっと好きな方は欲しいだろうなと思ってご紹介いたしました(^^)
さてさて、ざっくばらんに私のヲタ活を描いてきましたが、そろそろこの辺で…
最後に、ダンキラ!!!のアゲハ様ケーキについてきた缶バッチを自慢させてください(^^)ちなみにダンキラ!!!全18キャラ好きなので、また来月もケーキを頼みます(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
こんな感じで仕事と趣味を全力で楽しんでいます(笑)『わかるわ~!』て方がいらっしゃいましたらぜひ読者登録やスターを教えて頂けたら嬉しいです。
それではまたお会いしましょう~
【お絵描き】ポーズマニアックスで30秒ドローイング描いてみた
こんばんは naoです(^^)
今日はポーズマニアックスを使って30秒ドローイングをしていました。
手っ取り早くスピーディーに、かついろんなポーズをランダムで表示させてくれる「ポーズマニアックス」を使いました~♪
~(簡単に)ポーズマニアックスとは~
ポーズマニアックスはスタートボタンを押すと、男性、女性、大人、子供というように、モデルがランダムでポーズをとってくれるサイトです。
ポーズマニアックスのサイトのご紹介はまた今度くわしく掲載しますね(^^)
ポーズマニアックスは昔やってたのですが、当時はアナログお絵描きしかしてなくて、画面と紙を交互に見るのがしんどくてやめてしまいました(^^;)
いまはipad proで描いてるのでスプリットビューで快適に描ける~
ということでいっぱい挑戦しました♪
その中からマシなドローイング画像をラフにペン入れ&粗塗りしました。
マシなドローイングを抜粋したら3枚分くらいにしかならなかったけど、なるべく30秒ドローイング毎日続けたいな…と思います。
気が向いたらいつか動画も載せたいな。
▼描いたもの
▼使用ソフト
・Posemaniacs.com » 30秒ドローイング
↑
PCブラウザではフラッシュプレイヤーの設定が必要です(なぜか)
ipadなどでスプリットビューで使うなら「スマホ版」をクリックして使用するのがおすすめです。
▼使用ツール
・メディバンペイント
・ipad pro
このブログでは主の大好きなお絵描きのことも更新していきます!自己満で描くイラストも載せると思いますが、温かい目で見て頂けたら幸いです…☆彡;+。
よければ読者登録やスターをクリックしていただけたら嬉しいです(^^)
ここまで見て頂きありがとうございます♪
それでは今日はこの辺で~
▼同じお絵描きユーザーさんで気になる方はぜひこちらも…☆彡
お絵描きチュートリアル パーツがわかれば描ける! キャラ作画の基本
「目には目を 歯には歯を」から思うこと ニュースネタ 雑記
「目には目を、歯には歯を」ということわざを知っていますか?
きっと耳にしたことのある方のほうが多いかもしれませんね。
今日はこの言葉になぞらえて、私が思うことを書いていこうかと思います(^^)
もしお時間があれば、お付き合いいただけたら嬉しいです。
~目には目をって、一体なに?~
こちらは報復律と言って、
『人が誰かを傷つけた場合、その者に与える罰は同程度のものでなければならない、
もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる』という意味です。
ラテン語で lex talionis (レクス・タリオニス、同害復讐法) とも表わされます。
「やられたらやり返せ」と意訳されることも多いですね。
極端な例を挙げると「医者が手術中、または術後に相手を死なせた場合、その医者の手を切り落とすこと」
ということになります。
やりすぎでしょ…と思うかもしれませんが、
事実として、アレクサンドロス3世はヘファイスティオンが病死した際、
治療に当たった医者をこの原則にのっとって磔の刑にしているという史実も残っています。
~数千年前の法典にも採用されていた~
このlex talionisという言葉は、
相手に与えた苦しみにふさわしい処罰を、与えた本人に返すとしたもので、
法制度に幅広く応用することができます。
そしてこの言葉のもうひとつの意図として、過度な報復を防ぐためと提唱する方もいらっしゃいます。
実際にこの考え方は、あの有名な『ハンムラビ法典』や古代ローマの『十二表法』、
さらには旧約聖書にまで取り入れられています。
~私が思うこと~
現代日本の法律では、この考え方は一切採用されていませんよね。
でも、この考え方ってシンプルでいいと思いませんか?
相手を苦しめてしまったら、同じだけ本人にも苦しんでもらう。
これって苦しめられた側からしたら、とても納得のいく法律だと思うんです。
先ほどの例は、「手術をした結果、患者が亡くなってしまった」という、
100%医者の故意で患者が亡くなったとは考えられないため、
やりすぎた法律だなあと思うかもしれません。
では、「自分の不注意でアクセルを踏み込んでしまって、尊い命を奪ってしまった」
としたらいかがでしょうか。
そしてこの加害者が、「もともと体の自由が利かないような状態だというのを、本人も周りも認知していた」としたら。アクセルを踏み込んだ理由が、「予約したフレンチに遅れそうだったから」だとしたら。「奪われた命が、自分の大切な妻、子供」であったとしたら…。
みなさんはいかがでしょうか。どうお感じになられますか。
私は、池袋の事件のニュースを胸糞の悪い気持ちで見ています。事件当時、被害者家族に密着したニュース番組を見て、胸が苦しくなるような悲しみを覚えました。
ご本人は密着動画を了承していたようですし、カメラマンさんも申し訳なさそうにしていました。それでも、ご本人は悲しみに負けずに亡くなられたご家族と、今後悲劇を繰り返さないためにカメラの前に立ち、実名も公表されていて、立派な方だと、涙を流しました。
それは私だけではなくて、このニュースを知っている方も同じ気持ちではないでしょうか。
ご本人がつらい気持ちのなか、どうしてここまで積極的に発信しようとするのか。どうして私だけでなく、世論も同じように悲しみ、ご本人を応援したくなるのか。
理由はひとつです。
尊い命を奪った本人が、罰を受けていないからです。
それどころか、加害者が法律に守られている。こんなにおかしいことがあっていいのでしょうか。私は法律に詳しくないですし、恥ずかしながら難しいことはよくわかりません。ですが、どうして自分の不注意で命を奪っているのに、きちんと謝罪もしないのは私は人間としておかしいと思います。
法律は、加害者を守るようにできているのでしょうか。加害者側にやとわれて仕事をする弁護士って必要でしょうか…?
~終わりに~
こんなことをもやもや考えていた時、そっか、手っ取り早く「目には目を」の法則に従えばいいんだよな、とハッと思ったのでした。
何千年前の法典にも取り入れられていたこの考え方は、いちばん「人間としての基本」が詰まっているのではないかと思います。
では、今は…?
べらべらと思いの丈をぶちまけてしまって、失礼いたしましたm(__)m
このブログは私の好きなこと(主に漫画やイラスト、日々の暮らし)を中心に更新しますが、たま~にこういった話題も取り上げます(笑)
よかったら読者登録をして頂けると嬉しいです(^^)/
そして一日でも早く、加害者を有罪判決にしてほしいです。
被害者のご家族の悲しみが少しでも癒えますように…。
私はこの事件を忘れません。
【漫画ネタバレ】怪物事変 第47話「友達」
漫画レビュー,怪物事変 あらすじ,ネタバレ,最新話,SQジャンプ掲載作品,怪物事変,感想,まんが,マンガ,レビュー
怪物事変 第47話「友達」
前回は、夏羽・織・晶は穏神から出された崖のぼりの課題に挑戦していました。 そして織と晶は無事に頂上へ上ることに成功します。一人だけ課題をクリアできていない夏羽は、自分の鬼の力におびえながら、 成功する方法を模索していました。
今回は、そんな夏羽のもやもやを織と晶が吹き飛ばしてくれます。 そんな織と晶も、さらなる穏神からの課題に挑戦し、 着実に力を伸ばしてきます。
そして飯生たちが明日の正午に屋島を襲撃するという新情報が入ります。
しかし、すでに赤城と花楓によって屋島は火の海となっていたのでした…。
ここから先はネタバレです!
読んでもいいよという方だけどうぞ~(^^)
~穏神からの新たな課題~
織と晶は無事に崖のぼりを達成し、穏神から課された次のテストに挑戦します。 次のテストは、どこでもいいから穏神の体に攻撃を当てる、というものでした。
織は晶に、全力で”立花権現 吹雪”を繰り出すように指示し、 あたりは一瞬で雪景色に変わりました。 不意を突かれた穏神に、すかさず織の攻撃がさく裂します。 そして、防御する穏神の右腕に見事織の攻撃がヒット。 顎パンの仕返しをしたかったと悔しがる織でしたが、 無事に織と晶は2つめのテストに合格したのでした。
次の課題の説明を始める穏神は、ふと夏羽に気づいて声を掛けます。
「お前はまだ崖を登れ」
みんなと別れ、夏羽は一人、崖の方へと歩いていきました。 心配そうに見送る織と晶に、 今のあいつには怖いものがたくさんあるだと、穏神はつぶやくのでした。
~夏羽の悪夢~
その日も練習を終え、3人で雑魚寝をする夜、夏羽は悪夢にうなされてしまいます。 自分が鬼となって織と晶を食い殺し、 怒りをあらわにした穏神に殺されそうになるというものです。
飛び起きた夏羽は、自分の首にかけられた命結石をにぎりしめ、 横で寝ている織と晶の無事を確認します。 それからフラフラとひとり、小屋から出て行ってしまうのでした…。
~拳~
翌日、練習も生活もひとりでしたいと言い出した夏羽は、 ふたたび崖のぼりに挑戦していました。
すると織と晶がやってきて、いきなり実践勝負を挑んできます。 夏羽は戦いたくありませんでしたが、二人の本気の攻撃を受けているうちに、 織と晶が本当に強い相手だと気が付くのです。
『怪物の力を使え』とミハイに言われてから、それを自分なりにイメージしてきた夏羽は、 鬼の自分がみんなを食べてしまうかもしれないと、力を使うのを恐れてきました。 しかし、織と晶は自分よりも強く、自分のような奴には簡単には倒されないと確信します。
恐れがなくなった夏羽は、拳を握りしめ、決心のついた顔で空を見上げるのでした。
~野火丸の訪問~
一方そのころ、多郎太の店に野火丸がやってきました。
明日の正午、飯生の命令で屋島を襲撃することになったと穏神と多郎太に報告します。
そして、その任務の阻止に協力してくれと、二人に頼むのでした。
しかし穏神たちの協力話もむなしく、夏羽たちへの復讐にもえる赤城と花楓によって すでに屋島は火の海となっていたのでした。
【感想】
ずるくないですか赤城さんと花楓さん…明日の正午っていってるじゃないか… それとも野火丸の情報が間違っているのでしょうか?? いまは花楓君と同じくらいこの先の展開がわかりません(笑) 反対に夏羽たちお子様組は成長ストーリーにほっこりしますね。 飯生様の部下、陽と炉薔薇の登場も楽しみです♪