日々の思うこと

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「目には目を 歯には歯を」から思うこと ニュースネタ 雑記

目には目を ことわざ 日記 思うこと 法律とは

ハンムラビ法典のイメージイラスト

 

「目には目を、歯には歯を」ということわざを知っていますか?
きっと耳にしたことのある方のほうが多いかもしれませんね。

今日はこの言葉になぞらえて、私が思うことを書いていこうかと思います(^^)
もしお時間があれば、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 

目には目を ことわざ 日記 思うこと 法律とは

~目には目をって、一体なに?~


こちらは報復律と言って、
『人が誰かを傷つけた場合、その者に与える罰は同程度のものでなければならない、
もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる』という意味です。
ラテン語lex talionis (レクス・タリオニス、同害復讐法) とも表わされます。

「やられたらやり返せ」と意訳されることも多いですね。

極端な例を挙げると「医者が手術中、または術後に相手を死なせた場合、その医者の手を切り落とすこと」
ということになります。

やりすぎでしょ…と思うかもしれませんが、
事実として、アレクサンドロス3世はヘファイスティオンが病死した際、
治療に当たった医者をこの原則にのっとって磔の刑にしているという史実も残っています。

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~数千年前の法典にも採用されていた~


このlex talionisという言葉は、
相手に与えた苦しみにふさわしい処罰を、与えた本人に返すとしたもので、
法制度に幅広く応用することができます。
そしてこの言葉のもうひとつの意図として、過度な報復を防ぐためと提唱する方もいらっしゃいます。

実際にこの考え方は、あの有名な『ハンムラビ法典』や古代ローマの『十二表法』、
さらには旧約聖書にまで取り入れられています。

 

 

~私が思うこと~


現代日本の法律では、この考え方は一切採用されていませんよね。
でも、この考え方ってシンプルでいいと思いませんか?

相手を苦しめてしまったら、同じだけ本人にも苦しんでもらう。
これって苦しめられた側からしたら、とても納得のいく法律だと思うんです。

先ほどの例は、「手術をした結果、患者が亡くなってしまった」という、
100%医者の故意で患者が亡くなったとは考えられないため、
やりすぎた法律だなあと思うかもしれません。

では、「自分の不注意でアクセルを踏み込んでしまって、尊い命を奪ってしまった」
としたらいかがでしょうか。

そしてこの加害者が、「もともと体の自由が利かないような状態だというのを、本人も周りも認知していた」としたら。アクセルを踏み込んだ理由が、「予約したフレンチに遅れそうだったから」だとしたら。「奪われた命が、自分の大切な妻、子供」であったとしたら…。

 

みなさんはいかがでしょうか。どうお感じになられますか。

 

私は、池袋の事件のニュースを胸糞の悪い気持ちで見ています。事件当時、被害者家族に密着したニュース番組を見て、胸が苦しくなるような悲しみを覚えました。

 

ご本人は密着動画を了承していたようですし、カメラマンさんも申し訳なさそうにしていました。それでも、ご本人は悲しみに負けずに亡くなられたご家族と、今後悲劇を繰り返さないためにカメラの前に立ち、実名も公表されていて、立派な方だと、涙を流しました。


それは私だけではなくて、このニュースを知っている方も同じ気持ちではないでしょうか。

 

ご本人がつらい気持ちのなか、どうしてここまで積極的に発信しようとするのか。どうして私だけでなく、世論も同じように悲しみ、ご本人を応援したくなるのか。

理由はひとつです。


尊い命を奪った本人が、罰を受けていないからです。


それどころか、加害者が法律に守られている。こんなにおかしいことがあっていいのでしょうか。私は法律に詳しくないですし、恥ずかしながら難しいことはよくわかりません。ですが、どうして自分の不注意で命を奪っているのに、きちんと謝罪もしないのは私は人間としておかしいと思います。


法律は、加害者を守るようにできているのでしょうか。加害者側にやとわれて仕事をする弁護士って必要でしょうか…?

 

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~終わりに~


こんなことをもやもや考えていた時、そっか、手っ取り早く「目には目を」の法則に従えばいいんだよな、とハッと思ったのでした。

何千年前の法典にも取り入れられていたこの考え方は、いちばん「人間としての基本」が詰まっているのではないかと思います。

 

では、今は…?

 

べらべらと思いの丈をぶちまけてしまって、失礼いたしましたm(__)m

このブログは私の好きなこと(主に漫画やイラスト、日々の暮らし)を中心に更新しますが、たま~にこういった話題も取り上げます(笑)

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そして一日でも早く、加害者を有罪判決にしてほしいです。
被害者のご家族の悲しみが少しでも癒えますように…。
私はこの事件を忘れません。

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