怪物事変 第48話「照紅葉」【漫画ネタバレ】
怪物事変 第48話「照紅葉」
今日は1月からアニメ放送も始まる注目の漫画、「怪物事変」のあらすじです(^^)ネタバレもありますので苦手な方はブラウザバックしてくださいねm(__)m
【前回までのあらすじ】
前回までは、夏羽、織、晶の3人の特訓が続いていました。1人だけ最初の課題をこなせていない夏羽は、織と晶に本気で手合わせすることで、自分の中にある”鬼の力”を恐れる気持ちを払しょくできました。
一方、瓢箪の外では屋島を襲撃するという飯生の作戦が動き出していました。
今回は、飯生の作戦を密告しに来た野火丸は、じつは屋島襲撃には反対していたことがわかります。そして野火丸と穏神と狸たちは、秘密裏に手を組み、屋島襲撃を食い止めることになりました。
しかし、屋島では火の手が広がり、環たちも花楓に見つかってしまいます。絶体絶命と思われたその時、花楓の同胞を名乗る女狐が環たちを守るように花楓の前に立ちはだかります。
【あらすじ本文】
~飯生の目的~
飯生が屋島を襲撃すると告げに来た野火丸に、ヨシヱは怒りを隠せませんでした。飯生が、狸が住むだけとなった屋島を襲撃する理由は、隠神を苦しむ様子を眺めて心を満たすためだけでした。
そして野火丸は、狸の反感を買うだけの今回の作戦には反対していたのです。しかし、立場上飯生に従わないわけにはいかないため、穏神たちと手を組み秘密裏に屋島襲撃を止めようと、わざわざ東京からやってきたのでした。
~野火丸の提案~
野火丸の提案する作戦は、幻術を使いあたかも屋島が襲撃されているとうに見せるというものでした。飯生は東京から離れられないため、屋島一体が壊滅しているように見えていれば問題ありません。
しかし広範囲の幻術を使うのは一人では不可能です。そこで、穏神をはじめとする狸たちの力を借りようとしていたのです。
もちろん自分たちの仲間を救うため、多郎太と穏神たちは野火丸の作戦に参加することに決めました。
~赤城と花楓~
一方そのころ、屋島では赤城と花楓により、あたりは火の海になっていました。花楓の炎に焼き尽くされていく家屋を眺めながら、赤城は赤城とはじめて会った時を思い出します。
狐に生まれながら炎が使えず、人間として暮らしていた赤城は、捜査特課が組まれたときに花楓と出会いました。
人を惹きつける明るい性格の花楓は、潔癖で人と関わりたくない赤城とまるで正反対でした。
仕事上のパートナーとしてしか花楓を認識していなかった赤城ですが、花楓の炎の能力を見た瞬間、一瞬で心を奪われてしまったのです。
いま、屋島一体は花楓の炎で埋め尽くされています。赤城はその様子を満足そうに眺めていました。
~助っ人~
遠くに見えるのが花火ではなく燃え盛る炎だと気づいた環たちは、
仲間たちが次々に喰い殺されていくなか、広がり続ける火の手から必死に逃げていました。
しかし、ついに花楓に見つかってしまいます。
狸じゃない匂いがするとつぶやく花楓に、環たちは恐怖よりもかつて両親を殺された怒りが沸き起こりました。
その瞬間、1人の女狐が環たちを守るように立ちはだかりました。
「狸ではない匂い、それはお前と同胞の狐のものだろう」そう言い放つと、女狐は花楓にするどい爪を向けて対峙するのでした。
【感想】
今回の話で印象的だったのは、赤城の回想シーンです。炎が使えないというコンプレックスを抱えて人間として生きてきた赤城は、花楓の美しく圧倒的な強さの炎を見て、精神的に救われたのかなと思っています。
そして野火丸の真意が気になるところです。飯生に従いながらも穏神たちへも協力する、彼の本当の目的はいったいなんなのでしょうか…。
大人組で起こっていることももちろん気になるのですが、夏羽たちはいつになったら瓢箪から出てこれるのでしょう(笑)きっと出てきたときにははちゃめちゃに強くなっているのかな。
来年1月からアニメ放送が開始する怪物事変、次回も楽しみです!