【漫画ネタバレ】Thisコミュニケーション 第6話「時限爆弾」
Thisコミュニケーション 第6話「時限爆弾」のあらすじと感想をお届けします。
個人的にめちゃくちゃ推してるんですよね…
前回は、訓練中によみがいつかを負傷させてしまったことから、
いつかの新しい能力が発覚しました。
自分にはない能力を持ったいつかを見返してやりたくて、
よみは頓挫していたセンサー設置計画をひとりで強行してしまいます。
吹雪の中、単独行動をしたよみを助けない判断をしたデルウハたちに、
「友達だったら助ける」と啖呵を切っていつかは飛び出していきました。
調教が必要だと、しかたなくデルウハも彼女たちを探しに向かいます。
そこで見たのは、よみが本当に欲しかった言葉をいつかが投げかけている光景でした。
今回は、よみといつかの間に芽生えた信頼関係を、デルウハがなかったことにしようとする展開です。
新型イペリットの出現や再生中の体の特性など、さすがのデルウハも四苦八苦しています。
そんな状況で計画をこなしていき、よみといつかのあいだで生まれていたはずだった信頼関係は、デルウハの思惑通り、よみと彼のあいだに生まれなおされたのでした…。
ここから先はネタバレです!
読んでもいいよという方だけどうぞ(^^)
【ネタバレあらすじ】
~殺す順番~
「お前がいてくれてよかった」
よみが本当に欲しがっている言葉を、いつかに言われてしまったデルウハは、
この場にいる全員を殺害することを決めて腕時計のタイマーを入れます。
吹雪のなか、新型イペリットと対峙する よみ、いつか、デルウハ。
先によみといつかに死なれてはイペリットを倒せないため、
まずはイペリットを始末する作戦を立てます。
2本のダイナマイトを使いって雪崩を起こし、
崖下にイペリットを落とすというものです。
ダイナマイトを仕掛けるために崖を上っている間、
イペリットの攻撃から身を守るには、よみの戦力に頼るほかありませんでした。
よみ一人で攻撃を防御し、ようやく1本目のダイナマイトを地中に埋めるも、
イペリットの攻撃で導火線が切られてしまいます。
さすがに疲れが見え始めたよみでしたが、イペリットの攻撃を難なくかわし、
心配そうに見つめるいつかに向かって力強く笑いかけます。
二人の間には、信頼といえる感情が生まれ始めていました。
彼女たちを自分に服従させたいデルウハは、
そのようすを忌々しい気持ちで眺めていました。
~本音と建て前~
最後のダイナマイトしかけて爆発に成功するも、火力が弱いため雪崩は起きませんでした。
よみといつかは、導火線を切られたダイナマイトを使おうと提案するが、
デルウハはそれを認めません。
短い導火線では、火をつけたものが雪崩に巻き込まれる可能性があるからです。
それでも食い下がる彼女たちに、
「お前たちが巻き込まれてもいいと思っているなら、俺はダイナマイトなんかを使わずに
その怪力で地面を攻撃しろと指示している」
と、デルウハは”表向きの理由”を説明しました。
その言葉をそのまま受け取ったいつかは、
デルウハは仲間思いで、自分の命一個つかってでも守る価値のある男だと、
自らすすんで雪崩を起こすために地面を攻撃します。
とたんに雪崩が起き、いつかはイペリットもろとも崖下に落とされてしまいました。
驚愕の表情を浮かべるデルウハは、すぐにタイマーの残り時間を確認します。
デルウハが、よみといつかが雪崩に巻き込まれる可能性がある作戦を避けていた、
本当の理由…。
それは、『雪崩に巻き込まれたら、死んだかどうか確認ができないから』だったのです。
~ひとりめ~
雪山での生存確率時間を冷静に計算するデルウハは、
指示を求めるよみの声をきっかけに、次の作戦にうつります。
いつかを助けに向かうよみの背後から、武器を振りかざすデルウハ。
イペリットを始末し、いつかがいない今こそ、よみを殺すタイミングだと判断したのです。
しかし背後からの攻撃はひらりとかわされてしまいました。
デルウハは、仕方なく自分の銃を使ってよみを殺害したのです。
~ふたりめ~
寒さで目を覚ますデルウハは、自分が時間差で起こった雪崩に巻き込まれ、
埋まっていたことを悟ります。
タイムリミットは刻一刻と迫っていました。
いつかが死んだことに賭けて自分の命を優先するか、
決死の覚悟でいつかの死亡確認をしにいくか…。
迷うデルウハの目に留まったのは、雪崩に巻き込まれて一緒に落ちてきたよみの死体でした。
その様子に違和感を覚え、その場にしゃがみこむデルウハは、
よみの血があたたかく雪を溶かしていることに気が付きます。
身体を再生しているときの血液は、身体からはなれていても体温を維持していたのです。
血だまりから血液をすくって体にかけ、体温を取り戻したデルウハは、
雪に埋まったいつかを探し出しその手で確実に殺害したのでした。
何も知らないよみは、デルウハが作ったビバークの中で目を覚まします。
デルウハは、新型イペリットと遭遇したこと、それに対抗できたのはよみだけで、
自分はお前に助けられたことを伝えます。
「お前がいてくれて、よかった」
それだけ告げると、デルウハは疲れたのかうとうとと眠ろうとしてしまいます。
よみは予想外の言葉を投げかけられて動揺してしまいますが、
すぐにいつかが見当たらないことに気づきます。
さらにいつかに会った後の記憶がないとデルウハにうったえかけますが、
デルウハは眠り込んでしまいました。
「いつかなんてそんなに仲良くないし、別にいっか…」
いつかを心配する気持ちは、すぐによみの心からは消失しました。
デルウハからの感謝の言葉を反芻するよみは、彼のそばに近づいて指先を握ります。
”初めて自分を必要としてくれた人”への信頼をデルウハに寄せて、
安堵の表情を浮かべるのでした…。
【感想】
まさに「ディス」コミュニケーションですね!
いつかの気さくで大柄な性格が好きなので、今後の展開でよみとの仲がどうなるのか気になるところです。
今回は見開きの構図がとってもいかされている回だと思いました。
よみが体を張って二人を守る様子は、少ないコマ数でも非常にかっこよく描かれていました!
イペリットに導火線を切られた時も、「切られたのか」と問うデルウハに対して、
「…切れた!」というよみが可愛いなと思います(笑)
そして次回以降、伏線になりそうなことが2つほどあります。
1.ビバークにいなかったいつか
彼女のあらたな能力の出現もあり、このあとどんな姿でデルウハたちと再会するのか楽しみです。
2.よみを銃で殺害したこと
本編でも書かれていましたが、銃での殺害はデルウハが犯人だと特定されやすくなってしまいます。この後の展開に響いてくるのでは?と勘ぐってしまいますね!
「ディス」コミュニケーションを目の当たりにした第6話でしたが、
次回以降どうなるのかとっても楽しみです♪
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